令和2年の賃貸不動産経営管理士試験を受けました。
不動産関連の資格としては、宅地建物取引士、管理業務主任者を持っているので、3種類目になります。
この試験は、令和3年4月21日に発表された国土交通省令にて、国家資格となりました。
賃貸不動産経営士おすすめのテキスト、問題集
テキスト
テキストの内容的には、簡単すぎず、詳しすぎず、ちょうど良いと思いました。
試験問題は、公式テキストから出題されるようなので、万全を期すなら、公式テキストも購入した方が良いのかもしれません。
私は、あまりに分厚くて(1,026ページ)読み込む自信が無いので購入しませんでした
賃貸不動産経営管理士公式テキスト
「賃貸不動産管理の知識と実務」
令和3年度版は、4,048円(本体3,680円)で購入できます。
問題集
問題と解答が連続して掲載されているものを、選びました。
本当は見開きで、左側のページに問題、右側に解答があるものが良かったのですが、この問題集はそうなっていない部分があります。
予想問題集
この試験は歴史が浅く、問題も難化の途上なので、予想問題を解いて過去問にない部分の学習が効果的です。
今回直前になってTACの予想問題集を買って勉強しました。
いままで、各種資格試験を受けましたが、予想問題を買ったのは初めてだと思います。
賃貸不動産経営管理士の概要
賃貸不動産経営管理士とは
賃貸不動産経営管理士とは、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。
専門業務
貸主に対する賃貸住宅管理に係る重要事項の説明及び書面への記名・押印。
貸主に対する賃貸住宅の管理受託契約書の記名・押印。
必置義務
登録業者は事務所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士等を配置しなければならない。
試験の概要
試験日時
11月 13:00 ~ 15:00(120分間)
令和2年から試験時間が120分になりました。
試験会場
北海道、岩手、宮城、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、熊本、沖縄 (全国25地域)
受験料
13,200円(税込)
インターネット申し込みの場合は、クレジット払いができます。
ちなみに宅地建物取引士の受験料は、7,000円(非課税)、管路業務主任者は8,900円(非課税)となっているので、国家資格というか公的資格の場合は非課税となっているようです。
出題形式
四肢択一、50問
ただし、免除講習修了者(令和2年度及び令和3年度)は45問です。
免除講習ですが、受けてみようとも思いましたが、結局やめました。
5問免除に必要な金額が、1日間の講習で18,150円(税込)、 「賃貸不動産管理の知識と実務」(テキスト)で4,048円(税込)となっています。
1日の講習でテキスト込み約22,000円はちょっと出せませんでした。
受験要件
受験要件は無く、だれでも受験できます。
資料請求・受験申込期間
8月中旬~9月中下旬
資料請求期間は9月中旬まで
合格発表
1月
試験出題範囲
イ 管理受託契約に関する事項
ロ 管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
ハ 家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
ニ 賃貸住宅の賃貸借に関する事項
ホ 法に関する事項
へ イからホまでに掲げるもののほか、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項
合格判定基準
50問中34問以上正解した者
(管理士講習修了者は、45問中29問以上正解した者)
合格率
令和元年度 36.8%
令和2年度 29.8%
2020年11月15日受験しました
各予備校の解答例を参考に採点しました。
問49の答えが割れているので、正解数は多くて42、少なくて41でした。
問題内容としては、今回購入したテキストに載っているものがほとんどでした。
しかし、試験問題は、過去問よりレベルは相当高く、簡単に答えが出る問題は少ないと感じました。
2021年1月8日合格発表がありました
合格していました。
予備校やネットで回答が割れていた問49は正解していました。
合格後の手続き
賃貸不動産経営管理士の登録
合格直後は、登録する予定はありませんでした。
しかし、令和2年度までの管理士試験に合格した人は、令和4年6月までに業務管理者移行講習を修了しないと、国家資格としての管理士を取得できないようなので、登録することにしました。
登録料は6,600円(税込)です。
あと、振込手数料と簡易書留の郵便料金がかかりました。
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