GANZO[ガンゾ]の純札入れ

これまで、小銭入れの付いたココマイスターの二つ折り財布を使っていました。
この財布は札入れ部分が2層になっているため、小銭入れもあることから、かなり厚みがあり、携帯に不便でした。
近頃はキャッスレスが進み、普段の買い物で小銭を扱うことはほとんどなくなってきました。
現金で払うしかないのは、病院ぐらいです。（最近は、大きめの病院はキャッスレスになっています。）
そこで、財布はお札とカードを入れるだけにして、病院に行く時だけ家に転がっていた小銭入れを持っていくことにしました。
お札も少ししか入れないので、少しでも薄くなるように札入れ部分が1層の「純札入れ」を探すことにします。

選定
GANZO[ガンゾ]
価格

選定

「ホワイトハウスコックス」、「フィリージ」、「コーチ」等もありますが、国内産業の応援もしたいので、国産メーカーから選びたいと思います。
「GANZO[ガンゾ]」、「万双」、「土屋鞄製作所」、「ポーター」、「ココマイスター」、「キプリス」あたりが、値段との兼ね合いで良さそうに思えます。
今回はGANZO[ガンゾ]で購入することにします。

GANZO[ガンゾ]

GANZO[ガンゾ」]は、株式会社AJIOKAのオリジナル・ブランドです。
株式会社AJIOKAは、1917年合名会社味岡順太郎商店として東京都中央区日本橋蛎殻町に設立されました。
2004年オリジナル・ブランド EPINE DE ROSE、GANZO fico、GANZO Epoi取扱い開始
2010年株式会社AJIOKAへ社名変更しています。

コレクション

ガンゾには、コレクションという名前のシリーズがあります。
「LIZARD6」
リザード（トカゲ）のウロコ模様が特徴です。
純札入れは、ありません。小銭入れ付きが税込み約8.8万円です。
「KESEMA]
気仙沼港で水揚げされたヨシキリザメ（Blue Shark）のみを使用しており、サメ特有の水シボを強調したタンニンレザーです。
純札入れは、税込み約3.3万円です。
「CORDOVAN]
外装はコードバン（馬革）、内装にソフトなヌメ革（牛革）を採用しています。
コバは「切り目本磨き」で仕上げています。
純札入れは、税込み約3.6万円です。
「SELL CORDOVAN]
外装、内装ともにホーウィン社のシェルコードバンを採用しています。
コバは切り目仕上げです。
純札入れは、税込み約6.3万円です。
「CORDOVAN LUCIDA]
外装、内装ともに国産コードバンを採用しています。
純札入れは、税込み約5.5万円です。
「THIN BRIDLE」
外装はブライドルレザー（牛革）、内装にショルダーヌメ（牛革）を採用しています。
純札入れは、税込み約3.3万円です。
「BRIDLE CASUAL」
外装、内装ともにブライドルレザー（牛革）を採用しています。
純札入れは、税込み約4.2万円です。

この中から今回購入したのは、外装のブライドルレザーと明るい色のヌメ革との色の対比が美しく、価格も手ごろなTHIN BRIDLE（シンブライドル）です。

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ブライドルレザー

ブライドルレザーは、イギリス「J&E セジュイック社」のものを使用しています。
ショルダーヌメは、イタリア「バダラッシィ・カルロ社」のミネルバ・ボックスです。
どちらも伝統的な製法でなめされたもので、使い込むほどに味が出る素材です。
新品状態では、革の内側から浮き出たロウにより使い始めは白っぽく見えます。
使い込んでいくと、摩擦や手の油によって独特の艶が現れてくるはずです。
経年変化が楽しみな素材と言えます。

色

ブラック、ヘーゼル、ダークブラウン、ネイビーが選べます。
今回は、ダークブラウンを購入しました。
革から浮き出たロウで白く見えます。
いかにも新品な感じがしていいですね。
ダークブラウンはほとんど黒に見えます。

コバ部分

革製品の端の部分の断面をコバといいます。
商品説明に仕上げの詳細が記載されていません。
「へり返し」ではなく、「切り目」仕上げであることは分かります。
切断面に塗りで仕上げがしてあります。

札入れ

ここが2層になっているものが多いです。
GANZOでいえば、コードバンのシリーズがそうです。
自分の場合、ほとんどはカードで払うため、財布に入れるお札は、1万円が1枚と千円札が数枚で十分です。
全体が薄い方がかさばらなくてよいので、札入れが1層のものを選びました。
カード6枚とお札を10枚入れてみました。