もともと、ヤフオクで落札したミツトヨのノギスを持っていたのですが、アナログ式のためバーニヤを見る必要があります。
近頃はバーニヤを見るのが面倒になってきたので、簡単に液晶で数値を確認できるデジタルノギスを買うことにしました。
シンワ測定株式会社は、新潟県三条市に本店があります。
株式会社 ミツトヨは、神奈川県川崎市に本店があります。
ミツトヨに比べると安いシンワの中から選ぶことにしました。
種類(シンワ)
デジタルノギス
(品番19974から19988)
本体材質:ステンレス
最小読取値:0.01mm
ホールド機能あり。
オートパワーオフ機能なし。
電池:酸化銀電池 SR44 1個
防滴構造
標準小売価格:8,000円(税別)100mmの場合
デジタルノギスカーボンファイバー製
(品番19978、199979)
本体材質:カーボンコンポジットプラスチック
最小読取値:0.01mm
金属製に比べて測るものに傷をつけにくい。
ホールド機能なし。
オートパワーオフ機能あり。
電池:酸化銀電池 SR44 1個
標準小売価格:3,000円(税別)100mmの場合
デジタルノギスソーラーパネル
(品番19983、19984)
本体材質:ステンレス
最小読取値:0.01mm
ホールド機能なし。
オートパワーオフ機能あり。
ソーラーパネルとリチウム電池の2電源方式
電池:リチウム電池 CR2016 1個
標準小売価格:8,500円(税別)150mmの場合
デジタルノギス カーボンファイバー製 ソーラーパネル
(品番19981)
本体材質:カーボンコンポジットプラスチック
最小読取値:0.1mm
ホールド機能なし。
オートパワーオフ機能あり。
ソーラーパネルとリチウム電池の2電源方式
電池:リチウム電池 CR2016 1個
標準小売価格:4,000円(税別)150mmの場合
選び方
防滴構造を重視した場合は「デジタルノギス」一択になります。ただし、オートパワーオフ機能はありません。価格は高めです。
オートパワーオフ機能を重視するなら、「デジタルノギスカーボンファイバー製」になります。ただし、ホールド機能や防滴構造はありません。価格は安めです。
電池も安いので、ソーラータイプはあまり選ぶ意味がない気がします。
測定範囲(本体長さ)ですが、ノギスとしての汎用性は150mmの方が高いようですが、100mm以上の物をノギスで図る機会は少ないので、100mmの「デジタルノギス」を購入しました。100mmでも150mmでも価格はほとんど変わらないので、保管スペースや作業性で選ぶと良いと思います。通販で4,000円程度で購入できます。
また、どうせなら最高の物を買いたいという場合は、ミツトヨのデジタルノギス ABSデジマチックキャリパ CD-15AXがおすすめです。定価15,500円(税別)実売価格12,000です。ホールド機能はありませんが、絶対原点(ABS)スケール内蔵のため、電源ONのたびにゼロセットする必要はありません。また、サムローラと呼ばれる微動送り装置が付いています。
使用感
計測部をスライドさせてみましたが引っかかったり動きが渋い部分はありませんでした。ミツトヨと比べるとスライドが若干固い気がします。使ってみて感じたのは、10cmのノギスで3cmぐらいの物を図ると測定部がスライドしてくるので持つところが無くなってしまいす。収納等に問題が無ければ15cmにした方が使いやすいかもしれません。(写真の下側はミツトヨの15cmノギスです。)
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