2020年1月26日、ファイナンシャル・プランニング技能検定3級を受験しました。
今年に入って初めての検定試験になります。
実技試験は「個人資産相談業務」にしました。
ちなみに、いきなり2級を受験するためには、実務経験またはAFP認定研修等の受験資格が必要なため、まずは3級から受けてみました。
3級に合格すると、2級の受験資格が得られます。
試験教室
午前9時すぎから教室に入ることができました。
年齢層は20代から60代まで幅広く、欠席者も少ない印象です。
全体的に若い人が多い印象です。男女比も半々ぐらいでした。
遅刻した人はいませんでしたが、直前に教室に入ってきた人はいました。
試験内容
午前中は学科試験で、10:00から12:00までの2時間です。
最初の4問が見たこともない内容だったので驚きましたが、体感7割ぐらいは過去問と同じような問題でした。
1時間経過で退出することができます。
だいたい半数ぐらいは退出していました。
私も1時間で退出してラーメンを食べに行きました。
午後は、実技試験で、13:30から14:30までの1時間です。
こちらは、過去問によくあるパターンで特に変わった問題はありませんでした。
感想
この試験で驚いたのは、なんと模範解答が当日の17:30にホームページに掲載されることです。
こんなに早く正解発表がある試験は初めてです。
自己採点の結果は午前が60問中53問正解、午後は全て正解していました。
勉強時間は40時間ぐらいだと思います。
試験概要
国家検定制度
「ファイナンシャル・プランニング技能検定」は「国家検定制度」です。
試験の実施団体は
一般社団法人金融財政事情研究会(以下金財)
特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下FP協会)
の2団体があり、どちらでも受験することができます。
学科試験、実技試験とも電卓の持ち込みが可能です。
受験資格は特にありません。
学科試験
午前中の学科試験は、金財、FP協会のどちらで受験しても試験問題は同じです。
学科試験は、〇×式が30問、3択式が30問の計60問出題されます。
全てマークシートで回答します。
実技試験
午後の実技試験は団体によって試験内容が異なります。
金財は「個人資産相談業務」、「保険顧客資産相談業務」から選べます。
FP協会は「資産設計相談業務」のみです。
金財は、3択式が設例5問に対してそれぞれ3問で、計15問です。
日本FP協会は、3択式が20問です。
全てマークシートで回答します。
学科試験の合格基準は60点満点で36点以上(60%)です。
実技試験(金財)の合格基準は50点満点で30点以上(60%)です。
実技試験(FP協会)の合格基準は100点満点で60点以上(60%)です。
学科試験と実技試験の両方に合格すると「合格証書」がもらえます。
実技でどれを選ぶかですが、特別なことがないなら「個人資産相談業務」で良いと思います。
合格率
2019年9月8日の「FP3級」合格率(金財)は以下のとおりです。
学科 62.77%
実技
個人資産相談業務 45.44%
保険顧客資産相談業務 43.31%
試験申込
試験の申し込みから受験料の支払いまで全てインターネットで行うことができます。
郵送での申し込みも可能です。
受験料の支払いのために銀行等に行き、振込して申し込み用紙に貼るパターンより相当楽です。(すべての試験がこうなると良いと思います。)
受験料の支払いは、クレジットカードやコンビニ払いにも対応しています。
試験申込受付は、
1月試験分が、11月中旬から12月上旬です。
5月試験分は、3月中旬から4月上旬です。
9月試験分は、7月中旬から7月下旬です。
試験日
試験日は1月下旬、5月下旬、9月上旬の年3回です。
試験地
ほとんどの県で開催されています。
受験手数料
学科3,000円(非課税)
実技3,000円(非課税)