マンション管理士の独学での勉強方法、おすすめのテキスト、問題集


不動産三冠資格(トリプルクラウン)は、「宅地建物取引士」、「管理業務主任者」、「マンション管理士」と言われています。
今回はその中のひとつであるマンション管理士試験のおすすめテキスト、問題集、勉強方法について紹介したいと思います。

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マンション管理士の独学での勉強方法、おすすめのテキスト、問題集

おすすめのテキスト

らくらくわかる! マンション管理士速習テキスト(TAC出版)

おすすめの問題集

マンション管理士 項目別過去8年問題集(TAC出版)


マンション管理士 一問一答セレクト1000(TAC出版)

おすすめの予想問題集

ダブルマスターシリーズマンション管理士直前予想問題集(早稲田経営出版)
楽学マンション管理士直前予想模試(住宅新法出版)

予想問題集は、テキストも問題集もTACなので、あえてTAC以外のものを選びました。

おすすめの参考書


区分所有法の条文とその解説、次の条文と解説という順番で掲載されています。
裁判例などが多く掲載されていて、読みものとしても面白いと思いました。

共有とか共用、敷地権等の分かりにくい概念の解説が参考になりました。
結局、試験まで1回しか読むことはできませんでした。

試験合格に必要かと聞かれたら微妙です。

勉強方法

自分の場合、いきなりテキストを読んでも覚えられないので、問題集から始めます。

まず、「マンション管理士 一問一答セレクト1000」を3周しました。
これに出てきた部分のみ、「らくらくわかる! マンション管理士速習テキスト」で確認します。
3周目で間違えたり、正解したけど理解が怪しい問題に星マークを付けておきます。
星マークを付けた問題のみ3周します。

次に、「マンション管理士 項目別過去8年問題集」を3周します。
セレクト1000と同様に、肢ごとに該当箇所をテキストで確認し、理解が怪しい問題に星マークの書き込みをします。
星マークを付けた問題のみ3周します。

予想問題集は1周のみ行いました。
ダブルマスターシリーズマンション管理士直前予想問題集
第1回(易)・・・39点(10月初旬)
第2回(普)・・・39点(11月初旬)
第3回(難)・・・42点(11月中旬)

楽学マンション管理士直前予想模試
第1回(易)・・・44点(11月中旬)
第2回(標準)・・・38点(11月中旬)
第3回(難)・・・40点(11月中旬)
予想問題集も星マークを付けた部分のみ1周しました。

最後の1週間は、セレクト1000を1週間に分けて毎日少しずつと、テキストを区分所有法と標準管理規約の部分だけ何周か通読しました。

本試験でも、消防や設備等の問題は過去の古い問題の焼き直しがでるので、過去20年分の問題から作っているセレクト1000は、役に立つと思います。

マンション管理士試験の概要

マンション管理士試験とは

この試験は「マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成12年12月8日法律第149号)」に基づき、マンション管理士となる資格を有するか否かを判定する国家試験です。

受験資格

特になし

申込受付期間

9月

試験日時

年に1回、11月に実施されます。

試験会場

札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市並びにこれら周辺地域

受験手数料

9,400円(非課税)
ゆうちょ銀行・郵便局又は銀行で振り込む必要があります。
クレジット払いやコンビニ支払い等に対応していません。

出題形式

マークシートによる四肢択一、50問

試験の一部免除

管理業務主任者試験の合格者は、申請により5問(マンション管理適正化法関連)免除になります。

合格発表

1月中旬

合格基準点

平成27年 50問中 38問
平成28年 50問中 35問
平成29年 50問中 36問
平成30年 50問中 38問
令和元年 50問中 37問
令和2年 50問中 36問
令和3年 50問中 38問
令和4年 50問中 40問
令和5年 50問中 36問

合格率

8%前後です。

まとめ

今回は『マンション管理士の独学での勉強方法、おすすめのテキスト、問題集』を紹介してきました。

「宅地建物取引士」、「管理業務主任者」を取得したら、紹介した書籍と勉強方法を参考にして挑戦してみて欲しいと思います。

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